先日、月曜日クラスの子ども達が、「一日リアル・アトリエカフェ」をOPEN。お客様は親御様。(^^)
この日のために、クラスの全員でスタッフTシャツをつくり、メニューを考え、テイクアウト用の袋も考えました。(結局、自分たちが間食してしまって、テイクアウトできず・・。(^o^;))
このテイクアウト用の袋は、知らない間に子どもたちが作っていたのですが、これがなかなかセンスいいな✿と思いまして。。
ちなみにチョコレートを持って帰るものだったようです。
月別アーカイブ: 2016年7月
【大人のworkshop】
少し前に大人だけのworkshopを行いました。記憶が薄れる前に、感じたことを。。
半年ほど前に助産師の会の皆さまより「大人だけで、大きなところに思いっきり落書きしてみたいんですが。」といった相談を受けた。「落書き」だけでもよかったのですが、せっかくなら一緒にworkshopでとんなことをやりたいのか、何を求めているのか、一緒に考えてみませんか?と提案してみた。
実際のworkshopまでに、数回、メンバーとの顔合わせや、簡単なアートセッションを行った。アートセッションは簡単なもので、「最近起こった楽しかったこと・悲しかったこと」や、差し入れにあったお菓子を食べて感じた「味」を線や面や点で描きだすという簡単なもの。それだけでも、多くの発見があった。二回目の打ち合わせでは、今の自分の中にある「言葉」を書きだしてもらった。
それらの中で、仕事柄なのか「いのち」にかかわる言葉がとても多く、また、どちらかというと、出産の現場で起る哀しさ、虚しさ、悔しさの言葉が私には印象的だった。
「いのちを大切にしてほしい」
「いのちの重みをもっと感じてほしい」
実際のworkshopでは、「いのち」それも、もっともっと根源的な森の中の自然をイメージして制作してみよう。ということになり、メンバーの方が自然の中の音を集め自らCDを編集し、森をイメージできそうな、落ち葉やドングリや木の枝、湿った土や、カブトムシなどを持ち寄った。
当日の制作は一瞬のように感じた。
みんな黙々と取り組んだ。
始めから紙の上を横断縦断しながら力強く描きだす人、
周りの様子をみながら、自分の殻から出るタイミングを待っている人、
紙をこすったり、絵の具を滲ませたり、小さな変化に没頭している人—。
完成した作品は、縦に吊るしたり、横にして壁に貼ったり、
それぞれの見え方から感じることを出し合い、鑑賞会はなんと1時間以上も続いた。
「あ、あそこ、いろんなエネルギーが流れていて、豊かな乳房にみえる!」
「あそこは、子宮なんじゃない?なにか守ろうとしている」
「あ、あの部分は受精を邪魔しようとしている気の流がある」
助産師さんならではの、言葉が飛び交い、彼女たちの作品となった。
「いのちってこんなに豊かなんだよ」
そんな言葉か聞こえてきそうな作品だった。
創造アトリエ おおきな木
http://www.ookina-ki.net/