2週間ほど前になりますが、市内にある川口市国有文化財 旧田中家住宅にて行われた「語り×バレエのコラボレーションイベント ~Imagine~」にて舞台美術とメイク(コンテンポラリーのみ)を担当させていただきました。今回は、異なるタイプ(世界観)をもったダンスが同じ空間の中で表現するということで「どうなるだろうか?」と思いましたが、其々のための空間になっていたように感じることができました。
限られたスペースでしたが「絵、枯れ枝と花、布、クリスタル」を使って構成。(写真を撮る余裕がなかったので、細部まで記録ができず。)
絵は、私が描いたものではありません。
昨年の夏くらいに、助産師の方7名が描いた「いのちの絵」です。絵を描いたことなど殆んどないという方がたでしたが、自分を見つめ、自分の中にあるものを描きだす方法をお伝えして、描いていただいたものです。(所要時間:1時間ほど)
瑞々しくも、深みあるこの絵の周りには、大量の枯れた枝や花を組み上げました。それぞれの美しさが強調されるように—。そこに、光に反射するクリスタルがポツリポツリとぶら下がっています。
こんな風にworkshopで描いていただいた作品が、また別の場所で作品の一部となり、命をもつような繋がりがとても面白く、また豊かなものだな。と感じています。
アートの仕事はとても広い—。
アトリエの子ども達に伝わっているかは分かりませんが、私はその姿をみせていくことも大事だなと思っています。
創造アトリエおおきな木 代表:川﨑久美