並木公民館での夏休みworkshop2日目は、前日制作した絵を再構築です。
大事な絵の部分を残して切ったり、ザクザク切った端切れを見立てて植物や、生き物のようなものをつくったり…。
それらを、真っ赤な色画用紙の上で再構築し、新たな森の世界をつくりだしました。
私もついつい夢中になってこども達と一緒に作っていたので、参加者全員の気づきを拾えていなかったことがすこし心残りとなってしまいましたが、サポートしてくれたスタッフ達が丁寧に子ども達の気づきによりそってくれていたことがとても嬉しかったです。
傘を作った子に、「どの子(コラージュされた絵の中の)に傘をさしてあげようか?」
スカートを作った子に、「ここにある絵の中の、どのこにスカート履かせたいのかな?」
りんごの皮を剥いたような形状の紙をつくり、「風」をイメージしたんだ。という子、その表現にすかさず気づいてあげる—。
作品には、そんな様々なミニストーリーが隠れている。その集まったものが作品の魅力となる—。
そんな小さな子ども達の気づきや、共同のコラージュ制作ならではの他者の作品への関わりから生れる面白さを、もっともっとオープンにして鑑賞の時間に取り込みたかったという思いが残る。
今回感じたことは、次へと繋げていきたい。
とても豊かなワークショップになっていくと思う。