カテゴリー別アーカイブ: 1day体験クラス

【藍の生葉染め】

今回直前のキャンセルが多く心配しましたが、SNSで緊急募集したところ、おかげさまで満席となり、大変盛り上がりました。

藍の生葉染めは、フレッシュな藍の葉を使います。そして、葉っぱに含まれるインジコをもみ出して藍液をつくり、生地に移し、空気中の酸素や太陽の光をあびて酸化させインディゴにします。
予報では雨でしたが、今回2日間とも天候に恵まれて、みなさんの藍染は大変綺麗な空色に染まりました。大人の方の参加者も多く、持ち込まれたTシャツやスカーフなど、素敵に染められていました。

子供と一緒に、大人も夢中になって楽しまれている姿、いいですね。

次回の1dayクラスは少し先の12月となりますが、大人も参加できる「しめ飾り」を企画します。藁を締めてしめ縄を作るところから行います。地道な作業は大変ですが、完成したときの清々しさは格別です。お楽しみに。

協力: 肥留間農園

【学校ってもっとバラバラでもいいんじゃないか?】

本日、世界的にも有名なファッションデザイナー中章(なかあきら)氏の小中学生向けのWorkshopを見学してきました。

主催は「多様な学びプロジェクト」
学校外で学ぶ子の育ちを支える活動をされている団体です。
多才なこども達がゆえに、平均的で、一定のみえない枠がある日本の学校に居場所を見つけにくい彼ら。将来のイノベータ―となるような彼らに、様々な出会いや体験の場をつくっておられます。

そんな素晴らしいWorkshopの存在を知り、おおきな木に通う生徒や、隔月に開催している1dayクラスに参加している子ども達の中で、デザインに興味をもっている子、また熱心に制作活動をしている熱いものを持っている子達に声をかけて参加を進めました。

そして、Workshopの様子を見ていて思ったんです。

枠にとらわれない生活をしている子って、発想がぶっ飛んでる!非常に柔軟で魅力的だなって。そういうところに、イノベーションが生まれるんだな。って。

自分の生み出すものが周りと違う事を恥ずかしいと思う雰囲気のある学校って一体なんだんだろう?って。

もっと人と違う自分を堂々と見せられていいんじゃないかって。

制作の後のデザイナーからのコメントがまたとても素晴らしく、一人ひとりの良さを作品の細かい部分から見つけだし、専門用語も含めながら、とても豊かな言葉の表現で子ども達を称賛されていました。それを受けとめる子ども達の嬉しそうな目。。

本日参加した子達はきっと、他の子ども達の作品から衝撃と刺激を得て、忘れられない一日となったことと思います。

様々な経験が出来る子どもは、それも才能だとおもうんですよね。お金をかけるということではないです。周りの人達の広い視点なんです。ちょっとした気持ちなんです。

すごく気分がいい。

■ 中章氏 https://www.fashion-press.net/brands/573

□ 多様な学びプロジェクト https://www.tayounamanabi.com/

【居場所をみんなと一緒に考えたい!】

我々なりに、学べること、取り入れられること、気づける時間になるようにと企画しました。

今回のナビゲーターである戸沼さんは、フィンランドのスペシャリストであり、市の図書館運営審議員でもあります。我々の街の図書館を居場所として利用できるようなアイディアをみなさんと一緒に考えていきたいのです!

そして、自分達の生活や活動の中でも活かせるヒントとなると思います。

様々な立場の方、様々な考えや意見をお持ちの方、これから考えたい方にご参加いただきたい!

宜しくお願いします。

 

『 ~フィンランドの図書館から考える わたしたちの居場所づくりin 川口~ 』

(「今月の1dayクラス」のページに詳細を記載しております。)

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「夏空と傘」

夏らしい陽射しがやって来ましたね。
今年はたくさんのお友だちと「夏空と傘」を制作しました。本日最終回。
こんなにも色々な傘が生まれるものか!と毎回感動します。

晴れの日にも見せてほしい傘。

次回は来年に。^^

 

フィンランドの図書館事情!

「フィンランドの図書館にみる、居場所の作り方」エコ コンシャス ジャパン代表の戸沼如恵さんがナビゲートするレクチャーに参加。
本日は出張クラスがあり岩槻まで出かけていたため前半を聞き逃してしまうことに…。しかし後半だけでも相当な「問い」や「情報」が。

知っていますか?フィンランドの図書館事情!

噂には聞いていましたが、おどろきの連続でした。

前半はフィンランドの歴史的背景や、国民性や、国策についてのお話だっようでしたが、そこは今回聞けず、(以前参加した時に聞いたことがあるので、一応はカバーできているかな…。)

フィンランドの図書館の居場所の作り方について、
7つ程に的を絞ってお話されていました。(全部メモを取れておらず、覚えている範囲で。。)
これは、図書館でなくても、おそらく誰にとっても当てはまる問いではないかと思いました。

1.図書館は何のためにあるの?
2.誰にとっての居場所なのか?
3.ゾーニングすることで、誰にとっても快適な空間になる
4.多様性への対応
5.利用者の声を聞く

1.の図書館は何のためにあるのか?

一枚目の写真の英語表記にあるように、情報収集や、学びの為であったり、リフレッシュしたり(カフェがあったり)、本を読んだり借りたり、イベントに参加したり…、このあたりは日本でもあるかもしれませんが、

友達と会ったり、ただリラックスした時間を過ごしたり、(なんとなくリラックスしに行っていいところ??ウダウダできる巨大なクッションや秘密基地のようなテントまである!)

大人や子供や、その家族のために多彩なイベントを提供し、誰もが平等であり、幸せを感じられるようなコミュニティづくりを目指しています–。
というようなことが書かれています。(ものすごく前向きな姿勢を感じる!)

そして、家庭の居間(リビング)のような存在であることを目指している。(ここには書かれていないが)とのことでした。

多彩なイベントというのは、市民のダンスの発表や、アートの発表であるだけでなく、なんと、ソーイングルームがあったり、創作ルームがあったり、楽器の練習をする部屋があったりもするのです。また演奏するだけでなく、コンサートをしたり、録音をすることもできる。そして、そこには常に専門家が在中しており、教えてもらう事もできる。また楽器は貸出までやっている。それも、コントラバスのような大きなものまで…。しかもそれらのサービスは無料なのです!!よ!

望めばいつでも学ぶことができ、チャレンジできる環境がある。

フィンランドには「学び直し」ができる教育システムがあります。学校を中退してしまった人や、働いてからやりたいことに気が付いた人、移民の人や全ての人が、学びたいと思った時に、学べる機関がある。(無料)

また、子どものザワザワした時期も(ゲームルームがある)、思春期のウダウダした時期も(近くに自分を助ける本があり、親以外の大人がおり、音楽や創作の専門家がいる)老年期の居場所としても、図書館が受けとめてくれる。

また、

世界各国の言語の本が置いてあり、様々な国の人が働いている。(そのことで、誰もが受け入れられている事を感じられる。)

意図的に、編みかけの編み物が置いておいたり、つくりかけのパズルが置いてある。(来た人が続をやることができる)

誰もが、何らかの形で、図書館に来れる(居てもいい)環境が作られている。

そして、「ゾーニング」では

図書館でいうならば、読むだけでなく、聞くこと(オーディオbook)で対応するエリアがあったり、クワイエットルーム(静かに本を読みたい人用の部屋)であったりすることで、あらゆるタイプのニーズに対応していること。

また、本の整備の仕方が、作家名や、アイウエオ順だけではなく、感情ごとに本が選別されている(その日の心の状態で必要な本が探しやすくなっている。)など、
人に対しての気配りには、本当にもう感動しかない。

まったく書き足りないが…、

私が気になったのは、図書館の職員はどんなにマルチな人材なのか!?ということ。
本を管理するだけでなく、サービスの在り方のアーティスティックな視点、人を人で見守る考え方、それらは職員全員がもっているものなのか??

フィンランドの人々は、
「将来、何になりたいか。」
ではなく、
「自分は、どんな人になりたいか。」を
幼少のころから考える習慣があるようです。

その

「どんな人になりたいか。」

という考え方が、これらの社会的な在り方を生みだしているような気がします。

なんだかすごくわかる気がしました。

■ エコ コンシャス ジャパン
http://www.e-c-japan.co.jp

 

【種からうまれる】

先週末に行った【種からうまれる】は、とてもパワーの要るWorkshopでした。
なんせ2時間で、石をスペシャルな種に見立て、一人ひとりがイメージを膨らませ、全員の作品と関わり合いながら空間作品を作っていくわけですから。

アーティストがインスタレーション作品(空間芸術)をつくる時、一つのモノを置く位置や、モノ同士、またモノと空間の関わり合いや、それら全体のバランスを考えるのに、自分の全神経や意識を集中させ、じっくり時間をかけて作り上げていくわけです。
今回の子ども達は、アーティストの作品とまではいかなくても、限りなく純粋で等しい程のパワーのもった制作となったようにその場にいて感じました。

Workshopをファシリテーションするというのは、彼らにこれから始まる時間にワクワクしてもらい、考えや思いをいかに引き出せるかであり、そしてそれを形に現すことをサポートできるかです。

自分をすぐにされけだせる子もいれば、なかなか人前で出せない子もいる。静かに密かに出す子もいれば、元気でおしゃべりでも、真の部分に迷いを持っている子もいる。

思いをすぐに形に出来る子もいれば、思いをどうやって表していいか戸惑う子もいる。。

こんな風にしかできない。と思う子もいれば、
こんな風にしてみたい。と言う子もいる。

そんな一人一人違った心の持ち方に、そして表現の仕方に、一人一人に合った寄り添い方、引き出し方が出きるか?が、肝になるわけです。

このような場に置いてのファシリテーションには教科書はありません。色々なケースと出会い、関わってきた中で自分なりに見つけていきます。そしてそれらはライブです。

今回もWorkshopのサポートに、みんなのアトリエいろのは より主催のほさかゆきえさんが来てくださいました。子どもの関わりを長年研究している人なので、大変丁寧な関わり方をしてくださいました。

表現するということはとてもデリケートな行為です。
関わり方を知っているということはとても大切なこと。
私達は同志ですが、自分とはまたちがった解釈をし、関わる姿から学ばせてもらうことはとても多いのです。

子ども達の「種からうまれたもの」

そのことについては、ほさかゆきえさんが書いてくださった丁寧なレポートをシェアさせていただきます。

当たり前の事を書いただけですが、日々の事であり、実はとても難しい事で、光と闇を繰り返し浴びながら続いてゆくであろう、これからのためにも書き留めておきました。

長い文章を読んでくださりありがとうございました。

このworkshopは今月まだまだ続きます。

■アトリエいろのは ほさかさんの書いてくださったレポート → https://ironohaart.com/blog/1082

 

【日頃手にするモノが、どのように生れてくるのか–】

2年前の高学年クラスにて、羊毛染めを行い、糸をつくり、マフラーやバック、ランプシェードをつくるプロジェクトをおこないました。その時の羊毛がたくさん残っていたことと、以前から買い置きしていた羊毛が大量にあったことで、今月はフェルトワークをすることに。

フェルトづくりはせっけん水に浸してひたすらシャコシャコ扱く方法です。結果的には、好みがハッキリ別れました。
好きな子は何枚もつくります。そこまで興味ない子はとっとと終わらせて好きな事を始めます。まあ、何事も経験だということで…^^

伝えておきたいことは、
「突然、自分達の前に、フェルト製品があるわけではないということ。」
羊の毛は温かい、それをいただき、洗い、ほぐして、染めて、糸にする(スピンドル等で)と毛糸に。
セッケン水などに浸して振動や圧力を与えて縮絨させるとフェルト(布状)に。(専門家ではないので、知っている程度ですが)
その流れを通して、「みんなが日頃手にするモノが生れているということ。」

ということで、少し前に、越谷にあるソウイさんのところで、予備知識を教えていただき、未加工の羊毛を分けていただき、動物の匂いの残ったままの羊毛を持ち帰りました。

全員が「くっさーーーーい。」「触りたくない~」でした。(そういいながら、結構嗅いでましたが。)^^
強烈な印象は大事です。

大人のように「そうなだんだぁ」「コレがあれに…」と感心する人はほとんどいませんが、(^_^;)「くっさーーーーい」で十分です。

一頭分まるごとの羊の毛を並べてあげたいくらいでしたが、どんなものでも元があることを知ることは大事だと、常に思っています。

羊の毛に関しても現在、人間の都合によって品種改良されているようで、そこから考えることも色々とありそうですが、またそのことは別の機会に考えてみたいなと。

□羊毛と古道具の店 ソウイ
https://www.facebook.com/souwee/

この分野に詳しい店主がおります。話しているだけでも相当楽しいです。また様々な制作体験がもきます。是非チェックを★