月別アーカイブ: 2014年9月

自分の街を知ろう!第ニ弾 ~かわぐち食物・植物編~ 『お野菜大解剖!&プチ料理』(親子9/6、7、27)

7月から始まった『自分の街を知ろう!』シリーズ。第一弾は、かわぐち鋳物編でした。今回の第二弾では~食物・植物編~です。親子クラスでは『お野菜大解剖!&プチ料理』を行いました。

持ち物として、参加者の方々には川口産のお野菜や果物を持参くださるようにお願いしました。当日はこちらでご用意したものも含め、たくさんの川口産のお野菜が集まりました。(#^.^#)近くの農家でもらったものや、ご自宅のプランターで育てたもの・・・。私はJAあゆみ野さんで買いました。

東京都より荒川をまたいですぐ隣に位置する川口市。都市化が進んで駅周辺は見渡す限り、マンションや大型ショッピングモールやチェーン店ばかり・・。でも、今から50年前位まで遡ると、川に近い川口はたくさんの田んぼや畑があったのです。とくに、きれいな川のおかげで麦が盛んで麦味噌づくりやビールの生産にも適した土地だったようです。今年度はかわぐち麦MISO倶楽部の方々が、県産の麦をつかった麦みそ造りに成功したようです。また川口産の特産品といえば「防風(ぼうふう)」というのもお忘れなく。お刺身に添えられる「つまもの」で知られる防風は、日本食料理店で見かけることがあるかもしれませんね。川口の木曽呂地区を中心に栽培されており、川口産のぼうふうは全国シェアの95%を占めています。葉は薬味として、根っこは漢方薬としても使われているそうです。川口も東の方はまだまだ農作物の生産が盛んです。(*^_^*)

今回のワークショップでは、こういったことを親御さんにも知っていただくためにも考えました。地元のお野菜や地元の歴史を知ることで、お子さんにも伝えることができるし、一緒に地元に興味がもてると、自分の街が好きになりますよね。

ワークショップではそんなお話からはじまり、お野菜の匂いや触感を確かめたり、ダイナミックにお絵かきしたり、最後にはそのお野菜をピザの具としてトッピングして美味しくいただきました。この回はパパの参加率も高く、とても賑やかでした。

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自分の街を知ろう!第ニ弾 ~かわぐち食物・植物編~ 『藍の生葉染め』(幼児9/13・小学生~大人9/20)

7月から始まった『自分の街を知ろう!』シリーズ。第一弾は、かわぐち鋳物編でした。今回の第二弾では~食物・植物編~です。幼児、小学生~大人を対象としたクラスでは『藍の生葉染め』の体験を企画しました。もちろん、藍の生葉からです。大量の藍の葉は地元の肥留間農園さんから仕入れました。初日はご指導にもご協力いただきました。

企画をする中で私も初めて知ったことがたくさんありました。藍染めの身近なものをいえば、私たちが日頃よく履いているジーンズなども昔は藍染だったとか。浴衣や手ぬぐい、のれんなどもありますよね。また保湿効果や防虫効果もあり、日本でも肌着として着用されていたこと。葉や茎を煎じて漢方薬として使われていたこと。またエジプトではミイラを保存するための包帯にも藍染が使われていたとか・・。そして、地元川口市(とくに鳩ヶ谷地域)では昔は藍の葉の生産も盛んで、藍染の職人もたくさんいたようです。現在ではその職人もたった1人。その職人を取り上げた展覧会が近々川口市立アートギャラリー・アトリアにて開催されるようです。

今回参加者たちは葉っぱを一枚一枚枯れたものと使えるものとの選別から始めるわけですが、それらを刻んだりミキサーにかけたり、、染めるまでの長き工程に疲れたり、楽しんだり・・。(葉に尺取虫がくっついて、子ども達は大騒ぎ。(^.^))予定より1時間以上も延長して、ハンカチと持ち寄った長袖Tシャツや、エコバック、ストール、また足袋などのような粋なものまで素敵に染めました。染めている間の待ち時間には、藍の葉を布に並べて「たたき染め」も体験しました。盛りだくさんの内容です。(^^)

ここに書き出せないくらい、工程の中にも面白い要素が。その楽しさは体験した人にしか分かりません。また来年も企画したいと思っています。お楽しみに♪

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